兄弟姉妹と比較しても良いことは一つもない

兄弟姉妹の中で
自分は劣っていると感じたことはありませんか?

もしくは、自分の子どもの中で
比較して見てしまうことはありませんか?

自分よりできる姉に劣等感を抱く

私には3つ年上の姉がいます。

子供の頃
「姉には敵わない」
といつも思っていました。

私の通っていた学校では
毎年書道で学年で2人選ばれ
とても上手な先生のところに学びに行く機会を与えられます。

姉は選ばれたけど
私は最終選考に残ることはあっても
一度も選ばれることはありませんでした。
(選ばれたら選ばれたで大変だったようですが)

学校の成績も
姉が行った高校には
私は全く手が届きませんでした。

同じ保育士の道に進んでも
姉は絵を描いたり
製作することが得意で
私は大の苦手で苦労の連続でした。

あっ、勘違いされるといけないのでお伝えしますが
決して姉が優秀なわけではありません。
字が特別上手なわけでもありません。
いたって凡人です(笑)

でも私から見たら
いつも姉は私のはるか上にいたし
絶対敵わないと思っていました。

知らず知らずのうちに植えつけられるセルフイメージ

自分よりできる兄弟姉妹を見てそう感じるのはあるあるです。

そして親も知らず知らずのうちに
比較してしまい
「お姉ちゃんは○○なのに・・・」
「弟は○○できるのに・・・」

とついつい言ってしまいがちです。

すると
私はお姉ちゃんより劣ってる。
弟みたいにできない私はダメだ。

と自分のことをダメだと思ってしまうのです。
これをセルフイメージと言います。

このセルフイメージを持っていると
いつも誰かと比較してしまったり
最初からできないと諦めてしまったり
自分の存在価値を低くしてしまいます。

結果なんてどうでもいい!プロセスが大事!

私もそんなセルフイメージを握りしめていましたが
全肯定に出会って
自分のできないところも
自分で受け入れることが
少しずつできるようになりました。

姉は姉で「靖子の〇〇のところが羨ましかった」と最近話してくれました。

お互い、自分のできてないところに目がいって相手を羨んでいたようです。

小さな床の間のある家に
引っ越しした時に母が渡してくれたもの。
小学5年生の時に書いた
大文字を掛け軸にしてくれていました。

姉のように選ばれることはなかったけど
私なりにコツコツ頑張って
毎週書道教室にも通ってました。

この掛け軸を見るたびに
頑張って練習したなぁと
あの時の私を愛しく思えるようになっています。

結果なんてどうでもいい!

あの時、練習したからこそ
筆の使い方を覚えられたし
それは私の財産になっていると思っています。

他人と比較して落ち込むんじゃなく
自分自身の頑張りや個性を認めてあげたら
自分のことがどんどん好きになるし
自己否定することもなくなります。

そして、子どもに対しても
兄弟の比較をするんじゃなくて
その子その子の良さや頑張りや個性を
認めてあげてくださいね。

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全肯定認定プロカウンセラー 福田靖子

全肯定認定プロカウンセラー 福田靖子

ママサポート 子育て専門

1968年生まれ、愛知県在住
全肯定認定プロカウンセラーとして約1,000名のカウンセリング実績がある。
保育士としても多数の子供と保護者との関わっている。
既に成人した2人の子育てに悩み、全肯定心理カウンセリングと笑顔ママ講座との出逢いで悩みから一気に解放される。
自分の経験を生かし、子供の生きる力を育む【全肯定®子育てレッスン】を考案。
子育てに悩むお母さんのサポートをしている。

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