長男の30歳の誕生日。
私をお母さんにしてもらえた日です。
30年を振り返ってみると
本当にいろいろありました。
妊娠が分かった時は
ただただ嬉しくて
1ヶ月もすると
つわりが始まり
辛い日々。
日に日にお腹が大きくなると
何度も何度も
お腹に手を当て
赤ちゃんの存在を愛おしく感じました。
それまでの人生で
一番痛い思いを経験した出産。
あんな大きな赤ちゃんが
お腹から出てくるんだから
すごいことだよね。
それでも、産み終えると
その痛みは吹っ飛びました。
陣痛中に心拍が低下して
鉗子分娩だったので
(はさみのようなもので赤ちゃんの頭を挟んで引き出す)
生まれてすぐ小児科に連れていかれました。
私は分娩台の上でそのまま点滴。
やっと戻ってきた赤ちゃんを
隣に寝かせてもらい
嬉しさより
ホッと安心して涙が止まりませんでした。
それが私と長男の初対面。
無事に生まれてきてくれてありがとう。
だけど
育児は楽しいばかりじゃなかった。
泣き止まない赤ちゃんに
どうしていいか分からず
一緒に泣いたこともある。
言うことを聞かない子供に
イライラして
意地悪なことを言ってしまったこともある。
学校に行きたくないという子供に
寄り添うこともできず
責めてしまったこともある。
あの時はごめんね。
そう思うことが山ほどある
私の子育てだった。
私自身の苦しみを
全肯定心理カウンセリングで癒したのが
息子が成人してから。
それから
私が全肯定流の子育てを知って
成人した息子に対して
少しずつ全肯定流子育てができるようになった。
成人した子供でも
変わることができる!
そう実感できた成人してからの私の子育て。
あの時はごめんね。
は、ゼロにはならないけど
私なりに精一杯息子に関わった私の子育て。
理想とは全然違っていたけど
今、私も息子も幸せだからそれでいい!
そう思えるようになった。
そんな全肯定流子育てを
たくさんのママたちに
伝えていきたい!
心からそう思っています。